雑誌サライ付録「名列車トレインマーク トートバッグ」をレビュー

 

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オリジナルトートバッグ・オリジナルエコバッグ研究
雑誌サライ付録「名列車トレインマーク トートバッグ」をレビュー

 

 

 

 

┃雑誌サライ付録「名列車トレインマーク トートバッグ」を観察レビューします

 

オリジナルトートバッグが付録についているという事で1200円の雑誌サライを購入しました!

サライの本雑誌に加えて、大人の逸品カタログも本雑誌と同じくらいの厚みのが付属していました。

付録のトートバッグにつられてまたまた購入した雑誌ですが、お金を払ってたっぷりの

広告を見ることになるこのモデルってほんとスゴイですよね!!

 

さて本題の付録オリジナルトートバッグをみていきましょう。

鉄道開業150周年を冠とした記念的なオリジナルトート「名列車トレインマーク トートバッグ」。

特別列車などのトレインマークの中から、人々の記憶残るマークをチョイスして

トートバッグに図柄をプリントしたそうです。

 

雑誌の写真の時点で薄々心配はしていたのですが、実際のバッグを手に持ってみると

とっても気になる点がチラホラ・・・(^_^;)

やっぱり・・・

では詳しく観察してみましょう!

 

 

┃トートバッグ面いっぱいのフルカラープリント

 

 

 

カラフルにトレインマークがバッグ全面近くまでフルカラーで印刷されています。

ひと目でインクジェットプリントと分かる印刷具合なのですが、パット見の第一印象からして

「印刷が薄い・・・」

新品なのに色あせてしまっている印象です。

トートバッグの生地感が勝ってしまっているというか、印刷されたカラーの隙間から

バッグ本体の生地が顔を出しているという印象です。

ウチではこういう仕上がりの経験がなく、いったいどういう事なのだろうと不思議に思うばかり。

印刷の薄さも気になりますが、もっと致命に残念な部分があるので詳しく見てみましょう。

 

 

┃トレインマーク面の印刷のクローズアップを観察

 

 

 

 

 

 

 

トレインマークがプリントされている面のクローズアップを撮影していみました。

3箇所分の写真を載せてみましたがいかがでしょうか?

ボヤッとしていて残念だなーという印象。

バッグの生地が勝ってしまっている感もよく見て取れます。

印刷された文字の判別も難しい部分もありますし、やはり発色が悪いのが本当に残念。

インクジェットの染料がトートバッグの生地へしっかり染み込んでいないような印象をうけるのですが

そう見えるだけなのか、実際の原因は良くわからなく残念です。

このトレインマークがプリントされた面はまだカラフルな色彩なので、

賑やかな雰囲気でなんとなく良しとできるかもしれませんが、

裏面がちょっと大変。

 

 

┃トート裏面の鉄道150周年を表す英文字とロゴマーク部分

 

 

 

裏面には、鉄道150周年を表す英文字と、蒸気機関車の動輪を象ったオリジナルロゴマークが印刷されています。

雑誌での説明分では「落ち着いた青で刷り込みました」と記載されています。

やはり印刷されている青色が薄いなーという印象で、まるで印刷が剥げちゃった感じ。

説明になる刷り込みとは違う感じですね(^^) 言い方はカッコいいけど(^^)

ちなみにこのエコバッグのサイズ感は人気のライトキャンバスバッグ (L)に近い大きめサイズ。

大きめのエコバッグ面にバッグ全面近くまでの大きなプリントがされているので、

このバッグを持ち歩けば、プリント内容はとっても多くの人の目にとまると思います。

特に列車が趣味の人とは一発で分かりあえるでしょうね!

そういうところがオリジナルエコバッグやオリジナルトートバッグの素晴らしいところ。

オリジナルプリントされた内容がお話のネタにもなりますし、

自分の趣味を主張して人に伝える事もできますし、伝えたいメッセージの発信もできます。

もちろんオリジナルのTシャツだって同じ効果は発揮できるのですが

こちらは毎日着るわけにもいかないのが欠点かな?

オリジナルのエコバッグやオリジナルトートバッグなら毎日持ち歩けて主張できるのがスゴイところです!

実際私も知り合った方がいつも持っているエコバッグのプリントを見て

「弓道されてるんですか?」と話をした事があります。

実際に学生の時から弓道をされていて今の社会人になっても続けているというお話をお聞きし

色々とお話に花が咲きましたし、とてもその方を印象深く覚えています。

オリジナルのトートバッグって素晴らしいですよね!!

 

さて、一番きになる点をアップで撮影してみると良くわかるので見てみましょう!

 

 

いかがですか?

これ写真ばピンぼけしているわけではないのです。

印刷がボヤけてしまっているのですよね、、、、、

この印刷のボヤけはウチでも経験がありますのでこの現象は良くわかります。

印刷されるバッグの面と、インクジェット印刷する印刷機のヘッドの距離が大きくなりすぎると

このようにボヤッとしたとっても気持ちの悪い印刷状態となってしまいます。

この現象から結論付けるに、正直言って弊社の基準ですと完全に不良品です。

表面トレインマークのカラフルな方もボヤッとして色がなんだか薄い感じも

結局は印刷不良というわけです。

このように、実はエコバッグやトートバッグへのインクジェットプリントってとっても難しいんです。

バッグの種類によって形や生地の厚みがかわりますのと、同じバッグでも作りにブレがあるので

一つ一つ個体差があります。

そのため1つの印刷都度に、印刷されるバッグと印刷ヘッドの距離調整が必要で

ハッキリとした鮮明な印刷と鮮やかな印刷カラーを実現するには手間も時間もかかります。

私どもからしたらこの名列車トレインマークトートバッグの出来栄えはとっても悲しい品質でしかない。

皆さんは雑誌にお金を払っているのか、トートバッグの方にお金を払っているのか分かりませんが

どちらにしても高いように思え残念です。

 

 

┃なぜコットン100%ではないのか?

 

 

 

トートバッグのスペック記載を確認チェックしていましたら

コットン、他と書いてありました。

???

チャックもホックもありませんし、どう見てもコットン100%のエコバッグに見えるのに

他と書いてある素材は何なんだろう?って思っていましたら、

裏返すと縫い目の補強に不織布が縫い込まれていました。

↓↓

えー!という驚き

そしてもったいない。

せっかくほぼ綿素材の立派なエコバッグですのに、こんなちょっとの部分に石油製品を使ってしまうとは、、、

縫製はこの手のエコバッグにしてはかなり綺麗に縫われているのですが、

この不織布を一緒に縫い合わせているのは、なんか本当に残念でしかありません。

実にもったいない。

この付録のタイトルがトレインマークエコバッグとは言わずに、トレインマークトートバッグなのは

このせいなのだろうか?

さらに考えを思い巡らすと、もしかしたらコットン生地に見えるこのバッグの生地にも

他の素材が入ってるのかもしれないなーとも思える。

印刷されて色の発色の悪さというか、薄さがその原因なのかもとも思えるわけです。

 

 

┃総括

 

かなり辛口となってしまってスミマセンm(_ _)m

ただ正直に残念ですし、我々プロの目というよりは普通の方が見ても品質に不備があると感じるのではないでしょうか?

不良品などのお問い合わせ先として、三越伊勢丹の名前が載っているのですが、、、

恐らくこちらで製作されていると思われるのですがちょっと驚きと勉強しがいのある今回の付録でした。

雑誌サライ2022/2月号より

付録の説明は表表紙を開いてすぐの3ページ目にあります。

 

 

 文/ディアース・マスター 大倉

 オリジナルエコバッグ・オリジナルトートバッグに取組み20年☆彡

 コーヒー好き キャンプ好きです

 

 

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