こんにちは。コットン生地のエコバッグ・トートバッグ限定でオリジナルプリントをしている専門店です。
トートバッグの生地の厚さは「オンス」という単位で呼び分けます。当店の一覧は4オンスから14オンスまでの8段階。数字が大きいほど厚く、固く、重くなります。
ただ、画面の数字だけでは差がなかなか伝わりません。
いちばん薄い4オンスと、いちばん厚い14オンス。
この両端を実際に手に取ったつもりで、間にある6段階も含めてご案内します。

4オンス コットンバッグ(S)
14オンス 厚手キャンバスロープハンドルトート(M)
1. オンスという数字の読み方
オンス(oz)はもともと重さの単位。
生地の世界では、一定面積あたりの生地の重さを指します。
同じ面積で重いほど、糸が太く、詰まって織られている。
だから数字が大きいほど厚くて丈夫、というのが基本の読み方。
この数字は生地そのものの重さなので、同じ4オンスでもSサイズとLサイズではバッグの重さが変わります。厚さの話と、大きさの話は別物。
当店で扱うのは4・5・7・8・10・12・13・14の8段階で、それぞれに一覧ページを用意しました。呼び名も少しずつ変わり、4オンスと5オンスは「シーチング」、8オンスからは「キャンバス」や「帆布」と呼ぶことが多くなります。
シーチングと帆布(キャンバス)
どちらも綿の平織り生地。薄手のものをシーチング、太い糸を高密度で織った厚手のものをキャンバスと呼び、日本では船の帆に使われていたことから帆布(はんぷ)の名が付きました。当店の一覧では8オンスの説明に「太番手の糸を高密度で平織りしたキャンバス生地」と書いていて、このあたりが呼び名の境目です。
2. 8段階の早見表
まずは全体像から。色を付けた2行が、この記事の主役の4オンスと14オンスです。
| 厚さ | 区分 | 生地の性格(各一覧ページの説明から) |
|---|---|---|
| 4オンス | 薄手 | シーチング。薄手軽量で小さく折りたためる。コンビニバッグとして人気 |
| 5オンス | 薄手 | シーチングで少し厚め。収納性はそのままに、ちょっとしっかり目 |
| 7オンス | 中厚手 | フェアトレードオーガニックコットン。国際フェアトレード認証ラベル付き |
| 8オンス | 中厚手 | 太番手の糸を高密度で平織りしたキャンバス。柔らかさと丈夫さのバランス |
| 10オンス | 厚手 | 中厚手の中でもしっかりしたタイプ。高密度で水が滲みにくく、雨にも強い |
| 12オンス | 厚手 | 一般に「厚手」と言われる基準。キャンバスのエコバッグといえばこの厚さがスタンダード |
| 13オンス | 厚手 | ライトウォッシュキャンバスやデニム。耐久性と強度があり、重い荷物にも |
| 14オンス | 極厚手 | 12オンスを超える極厚手。スーパーヘビーウェイト。固くしっかりした手触りはいかにも帆布 |
区分の名前は当店のオリジナルトートバッグ作成ガイドの早見表と揃えています。
3. 4オンスを手に取る
4オンスはシーチングと呼ばれる薄手の平織り生地。
薄くて軽いので、バッグを小さく折りたためるのが持ち味です。
手に取ると、まず軽さに気づきます。
持ち手をつまんで片手でぶら下げても、生地が主張しません。
何枚あっても収納でかさばらず、コンビニでのお買い物バッグとしても人気。大切なものの保護収納にも使えると、一覧ページには書いています。
代表はコットンバッグ(S)。本体が約260×230×80mmで容量約3L、持ち手は約25×280mm。無漂白の生成り色で、印刷はシルクプリントをおすすめしています。
コットンバッグ(L)になると約400×420×120mmで約14L、持ち手は約30×580mm。
たっぷり入るのに、使わないときは小さく畳んで収納できる。商品ページでは「安価なので、ショッパーや展示会での配布用など、大口生産にもオススメ」と紹介しています。
ひとつ上の5オンスは、同じシーチングで生地だけ1オンス厚くしたもの。収納性はそのままに、少ししっかり目に感じます。
薄い生地の利点は畳めることだけではありません。安価なので、枚数を作りやすい。
東京都KN様は還暦の同窓会の記念品として、コットンバッグ(M)にシルク印刷2色刷りで350枚を作られました。HJ様はA4コットンバッグに施設のロゴをシルク印刷1色で入れ、子供向けのエコバッグを1,200枚。余白に自由にスタンプを押してもらうコーナーで使う、という使い方でした。
展示会の資料入れや、大量配布のノベルティに選ばれるのもこの厚さです。
4. 14オンスを手に取る
14オンスは、厚手として一般的な12オンスを超える極厚手。
スーパーヘビーウェイトと呼ばれる生地で、固くしっかりした手触りはいかにも帆布です。
置くと自立するほどの張り。
手に取ると、生地の固さより先に重さがきます。
代表は厚手キャンバスロープハンドルトート(M)。本体約400×300×130mmのコットン100%で、持ち手は約15×550mm。太めのロープを持ち手にして付け根に金具を使っているので、アパレルの物販用に上質なオリジナル品を作るのにも向きます。
ひと回り小さい厚手キャンバスロープハンドルトートは本体約340×210×160mmで約6L。同じ14オンスでも、こちらはランチや近所のお出かけの大きさです。
東京都OH様は厚手キャンバスロープハンドルトート(M)のブラックに、シルク印刷1色刷りで100枚を作製されました。黒い生地に1色。生地の存在感があるぶん、デザインは引き算のほうが映えます。
すぐ下の13オンスには、ライトウォッシュキャンバスやデニムが並びます。14オンスの張りをそのまま残すか、ウォッシュ加工で少し柔らかくするか。厚手の中でも選び分けができる領域です。
5. 間の6段階はどう違うのか
両端が分かると、間も見えてきます。当店の一覧ページに書いている説明を、薄いほうから順に。
5オンスは、シーチングで少し厚め。折りたたみできつつ耐久性も高められた生地で、展示会配布で「少し厚みのある生地にしたい」という時に選ばれます。
7オンスは、フェアトレードオーガニックコットン。国際フェアトレード認証コットンラベル付きで、日常使いに耐える厚みです。
8オンスは、太番手の糸を高密度で平織りしたキャンバス。中厚手とすることで、トートとしての柔らかさと丈夫さの良いバランスを持っています。作成ガイドの早見表では「迷ったらここ」と書いた万能クラス。
10オンスは、中厚手の中でもよりしっかりしたタイプ。高密度で織られているので水が滲みにくく、雨にも強い。キャンバスらしいしっかり感が出てくる厚みです。
12オンスは、一般に厚手と言われる基準。キャンバス生地のエコバッグといえばこの12オンスがスタンダードで、手触りもしっかりしており、いかにも頑丈・丈夫と思わせる質感を持っています。
13オンスは、ライトウォッシュキャンバスやデニム。耐久性と強度で知られ、重い荷物を運ぶ際にも安心して使えます。
そこからさらに1オンス上が14オンス。
12オンスの「いかにも頑丈」から、さらに2オンス。ずっしりした重さも含めて、生地の存在感で選ぶ厚さです。
6. 店の実感として
14オンスの手触りは、新品のヘビーウェイトのジーンズ。あるいは柔道着のようなガッシリした感じ。
バッグそのものの重さもずっしりきます。
4オンスは軽くて、綿の夏用シャツのよう。
薄い生地のおかげで折り畳みが容易で、サブバッグとして持ち運ぶのにも便利ですし、安価なので大切な物の破損防止に保護袋として使ったりもできます。
14オンスは特別で高級なオリジナルバッグを作りたい時に。
4オンスはノベルティとして大量に作りたい時に。
店で迷われたお客様には、だいたいこうお伝えしています。
7. 印刷はどう変わるか
どちらの厚さも、当店がおすすめする印刷方法はシルクプリント。刷り色数が少なければ、200枚くらいからお安く生産できます。
生地の厚さそのものが印刷の可否を分けることは、ほとんどありません。
違いが出るのは、印刷できる範囲のほうです。
| 商品 | 厚さ | 本体サイズ | 印刷できる範囲 |
|---|---|---|---|
| コットンバッグ(S) | 4オンス | 約260×230×80mm・約3L | W160×H90mm以内 |
| コットンバッグ(L) | 4オンス | 約400×420×120mm・約14L | W250×H220mm以内 |
| 厚手キャンバスロープハンドルトート(M) | 14オンス | 約400×300×130mm | レイアウト W320×H180mm/シルク印刷 最大 W250×H180mm |
バッグの大きさと、持ち手や金具の位置で決まる数字です。デザインを作る前に、商品ページの印刷可能範囲を見ておくと安心。
色数の選び方も、厚さとは別の話です。事例の東京都KN様は2色刷り、東京都OH様は1色刷り、HJ様は1色刷りで1,200枚。1,000枚を超えると印刷単価の段が変わるので、枚数が多いほど1枚あたりは下がっていきます。
もうひとつ。シルク印刷の版下は半年間保存しているので、追加注文は割引に。最初は必要な分だけ作って様子を見る、という進め方もできます。
8. 迷ったら、用途から
ノベルティとして大量に作るなら4オンス。
特別で高級なオリジナルバッグを作りたいなら14オンス。
手に取ったときの印象がここまで違うので、用途で決めるとあまり迷わないはず。同じ用途でも、受け取った方が長く使う前提なら少し厚めに寄せる、という決め方もあります。
どちらでもない、という時は間の段階を見てみてください。
- 配布用で、少しだけハリが欲しい → 5オンス
- 認証ラベル付きのオーガニックコットンで → 7オンス
- 記念品からスタッフバッグまで、迷ったら → 8オンス
- 雨の日も使う、物販デビューに → 10オンス
- 型崩れしにくい本格キャンバスでブランドグッズに → 12オンス
- ウォッシュやデニムの風合いで → 13オンス
納期は、1色刷りで正式オーダーからお届けまで通常中11営業日ほど。イベントの日程が決まっているなら、お見積りに使用日をひとこと添えてください。
9. まとめ
オンスは生地の重さ。数字が大きいほど厚く、固く、重い。
4オンスは畳んで持ち歩く生地、14オンスは自立する帆布。
当店の8段階は、この両端の間に6つの選択肢がある、という並び。
手に取れないぶん、この記事が実物の代わりになれば幸いです。
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